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ここでは2019新年会スペシャル『がっちりマンデー!!スゴい社長大集合スペシャル』について前半・後半あわせてご紹介していきたいと思います。
『がっちりマンデー』新年会のメンバーは?
新年会のメンバーは同じ画面で一度に見る機会がなさそうなそうそうたる面々。
まさにドリーム新年会といった感じです。
今回この番組に参加された会長・社長はこの方々です。
- 旭酒造株式会社:桜井 博志(さくらい ひろし)会長
- 株式会社ニトリ 似鳥 昭雄(にとり あきお)会長
- 日本交通株式会社:川鍋 一朗(かわなべ いちろう)会長
- 株式会社星野リゾート:星野 佳路(ほしの よしはる)代表
- ハウステンボス株式会社 /(株)エイチ・アイ・エス:澤田 秀雄(さわだ ひでお)会長
スゴい社長が選んだ私の運命の一冊は?
特に気になるのはこの『私の運命の一冊』ではないでしょうか?
素晴らしい本は人生を変えるといいます。
こんな大成功している大企業の会長・社長がどんな本を選ぶのか非常に興味がわきますよね。
ニトリの似鳥会長が選んだ『私の運命の一冊』は?
経営コンサルタントの『渥美 俊一』氏が書かれたこの一冊。
『チェーンストア 能力開発の原則』
この渥美 俊一氏が似鳥会長のビジネスの一番の師匠なんだとか…
現在のニトリの教育体系を含めたビジネスモデルはこれをもとにしているというからすごいです!
旭酒造の桜井会長が選んだ『私の運命の一冊』は?
日本酒造りというと伝統すなわち経験が全てといったイメージがしますし、実際に桜井会長が読み込んでいる書籍は「清酒製造技術」。
でも実際に選んだ『私の運命の一冊』は日下公人氏の「発想の極意」。
おもしろいのはこの本が言っているのは「ビジネスで大切なのは分析力や理屈ではなく直感力。つまり感じる力」なんだとか。
日本酒造りと相反するビジネス書を選んだ理由は、確かに日本酒はデータが大切、すなわち理論的。
でも明日なにがあるかは誰もわからず、そうなったときに大切なのはやはりこの書籍が伝えている直感力だからなんだとか。
つまり理論と直感力どちらも大切ということらしいです。
相反する考え方にも目を向ける、さすが日本酒造りに斬新なアイディアを導入する行動力のある桜井会長といった感じです。
雑談ですが旭酒造が作る日本が世界に誇る日本酒『獺祭(だっさい)』ですが、ネーミングは司馬遼太郎の歴史小説「坂の上の雲」からとったそうです。
獺祭の意味は「参考資料を周囲に広げること」なんだそうです。
ハウステンボス/エイチ・アイ・エスの澤田会長の選んだ『私の運命の一冊』は?
本棚には意外にも倒産の本がたくさん。
理由は「常に最悪の事態を想定しておく」からなんだそうです。
確かにどうしたら、どうなったら倒産するのかというのがわかっていれば、逆の発想で会社を守れますよね。
澤田会長が選んだ一冊は中村天風氏の「運命を拓く(ひらく)」です。
内容は思想家の中村天風さんが自身の体験を通して、積極的な思考を勧める本なのだとか。
澤田会長の他にも京セラの創業者・稲盛和夫氏や、大谷翔平選手も愛読してるらしいですよ。
ちょっと読んでおきたいですね。
星野リゾート 星野代表の選んだ『私の運命の一冊』は?
星野代表の本棚はもちろんというか、軽井沢の別荘。
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本棚の中は「マーケティング」や「戦略」のタイトルの本ばかりです。
星野代表の本に対するコンセプトは「今悩んでいること問題を教科書である本から学ぶ」なんだそう。
星野代表が選んだ『私の運命の一冊は』、ハーバード大学でも有名な経営学者であるマイケル・ポーター氏の『競争戦略論』。
この本が星野代表のキャリアを変えたそうですよ。
この本がいっているのは「やるべきことがたくさんあるなかで、やらないことを見つける」つまり何をやらないかを見つけ決めることが大切なんだとか…
この本をヒントに星野リゾートはホテルの所有権を持たずに運営だけに特化するビジネスモデルを作ったそうです。
星野リゾート日本中にたくさんありますが、建物の所有権は持っていなかったんですね。
『運命の一冊』には選びませんでしたが星野代表が紹介していた本がもう一冊ありました。
その本はケン・ブランチャードの『1分間エンパワーメント』。
エンパワーメント(empowerment)とはこんな意味があるようです。
個人や集団が自らの生活への統御感を獲得し、組織的、社会的、構造に外郭的な影響を与えるようになることであると定義される。日本では能力開化や権限付与とも言う。
引用wikipedia
星野代表がこの本から学んだことは「フラットな組織」。
つまり、上下関係なく言いたいことをいつでも言える環境・組織こそが、社員それぞれが自立して、発想して考えて行動できることに繋がるんだそうです。
日本交通 川鍋会長の選んだ『私の運命の一冊』は?
日本交通の川鍋会長は本棚は持ち歩くそう、つまり電子書籍で読むそうです。
そんな会長が選んだ『私の運命の一冊は』イヴォン シュイナード氏の『社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論』です。タイトルの通りイヴォン シュイナード氏は有名なアウトドア衣類メーカーのパタゴニアの創業者なんですね。
この本は「責任感をもたせる」「効率性をあげる」など5つのポイントがあるのだとか。
ちょっとタイトルだけでは想像できないですよね。
ちょっとこれだけだとわかりずらかったので実際に読んだ人のコメントも
経営書のバイブルの1冊です。
僕が何百冊と読んできた経営書の中で
最も良かった3冊を選べといわれたら絶対に入れますね。いや、ベストというより、僕がビジネスを構築していく
上で必ず参考にする組織の1つです。恐ろしく参考になるところだらけで、普通でない
ビジネスを築きたい人。全く新しい異質な組織を
作りたい人には本当にお勧めな1冊。以下略
引用:amazon
題名をぱっと見た時は、組織のあり方が中心の本かと思っていました。
読後は、タイトルに納得するものの、立派な経営論の話だと感じています。全体で5章から構成されていますが、ボリュームによって筆者の意図が明確になります。
第一章:イントロダクション 4ページ
第二章:パタゴニアの歴史 94ページ
第三章:パタゴニアの理念 200ページ
第四章:地球のための1パーセント同盟 8ページ
第五章:百年後も存在する経営 8ページ以下略
引用:amazon
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