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ここでは2018年夏に公開され話題となった『パンク侍、斬られて候』のあらすじやキャスト、ネタバレやおすすめのポイントについてご紹介していきます。
『パンク侍、斬られて候』のあらすじは?
時は江戸時代、超人的刺客と自称する浪人・掛十之進は巡礼の男を突然斬り殺します。
たまたまその場にいた黒和藩の藩氏長岡主馬が斬り殺した理由を聞くと、殺した男はいずれこの地域一体の脅威となる新興宗教団体『はら振り党』の一員だと言うのです。
そして自分はその腹ふり党を成敗できるプロフェッショナルであると…
しかしそれは掛十之進の真っ赤な嘘。
その嘘と人々の陰謀や野望が複雑に混ざり合い、とんでもない戦いへと繋がっていくのです。
『パンク侍、斬られて候』は小説?
『パンク侍、斬られて候』の著者は芥川賞作家「町田 康(まちだ こう)」
『パンク侍、斬られて候』は町田康によって2004年に執筆された小説です。
この映画は実写映画版ということになります。
町田康は小説家でありながら、ミュージシャンそして俳優でもあるという、かなり才能豊かな人物です。
この作品ではありませんが2000年には芥川賞も受賞しています。
その独特の世界観に惹かれ、今回の『パンク侍、斬られて候』の実写映画化を楽しみにしていた人も多いようですね。
私は小説の方は読んだことがないのですが、映画はかなり忠実に再現されているようです。
時間がある方は小説を先に読まれてから映画をみられるとさらに町田康ワールドを堪能できそうです。
「町田 康」についてもっと知りたい人はインスタグラムや公式サイトもチェック
町田康についてもっと知りたい人は公式サイトやインスタグラムをチェックしてみましょう
『パンク侍、斬られて候』の予告動画をみてみよう!
町田康の世界がかなり忠実に再現されているという評価の映画の予告動画がこちらです。
うん!これは独特の世界ですがかなり面白そうですね。
引用:dTV公式サイト
『パンク侍、斬られて候』キャストが豪華!
とにかくこの映画キャストの俳優陣が豪華!
よくここまでスケジュールをおさえて集められたなという面々です。
綾野剛(掛十之進/かけ じゅうのしん役)
自称超人的刺客の浪人
浅野忠信(茶山半郎/ちゃやまはんろう役)
顔面に奇妙な刺青をしている腹ふり党の元大幹部
北川景子(ろん役)
謎の美女。茶山半郎の身の回りの世話をしている
東出昌大(黒和直仁役)
黒和藩の藩主。真面目で融通がきかない
その他キャスト
染谷将太(幕暮孫兵衛)
永瀬正敏(大臼延珍)
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村上淳(真鍋五千郎)
若葉竜也(オサム)
近藤公園(長岡主馬)
渋川清彦(江下レの魂次)
國村隼(大浦主膳)
豊川悦司(内藤帯刀)
『パンク侍、斬られて候』ネタバレおすすめポイントは?
俳優それぞれの個性的な演技に注目!
掛十之進が主役ではありますが、脇を固める俳優陣の個性的なこと。
だんだん誰が主役なのかわからなくなってくるほどです。
特に『染谷将太』と『浅野忠信』のぶっ飛んだ演技は話題になっていますね。
派手な衣装も楽しんで欲しい
この映画の衣装は知る人ぞ知る『澤田石和寛』が監修しています。
実はこの人、『るろうに剣』『信長協奏曲』やauの人気コマーシャル『三太郎シリーズ』の衣装を手がけている人。
映画の中の衣装は派手ですが、それぞれの登場人物に絶妙にマッチしています。
ぜひ衣装にも注目してみてくださいね。
とにかくハチャメチャ疲れている時にはみないほうがいい?
前述やあらすじからもわかるように、町田康の世界観は独特です。
まさに『カオス』と言う言葉がぴったり!
疲れている時にはみない、深く考えすぎずにただ身体全体で感じて楽しむ!それに限ります。
『パンク侍、斬られて候』視聴方法は?
2018年6月に公開されたばかりの『パンク侍、斬られて候』まだ比較的新しいのでDVDレンタルなどははじまっていないようです。(2018年12月13日現在)
ただし2018年12月20日からdTVで独占動画配信がはじまるそうです。キャンペーン中で31日間の無料期間があるので実質無料で視聴できるということですね。
くわしい内容はこちらの記事を合わせて読んでみてくださいね。
『パンク侍、斬られて候』ラスト最後は?
ここから先はラストのネタバレが含まれています。ラストを知りたくない方はご注意ください。
人vs人vs猿の乱戦の中、バタバタと登場人物が倒れて行きます。主人公である掛十之進は?
乱戦をどうにか生き延びることができたと思ったのもつかの間、ある人物に刺されあっけなく倒されてしまいます。
そのある人物とは?なんと『ろん』でした。実はろんは過去に掛十之進に斬り殺された男の娘で復讐を誓っていたのです。
びっくり!
『パンク侍、斬られて候』感想や評価
原作を読んだら、かなり映画が原作に忠実で驚いた。(ラストの方までかなり忠実だった。)
最後あたりの展開の意味のわからなさは、原作がそういう小説なのでしょうがない(?)。そういう味があるモノだと理解した。クドカンのリズムの良さ、原作の現代風刺、かなり良い具合にミックスされていてバランスが良い。引用:Filmarks
邦画でこんなに攻めた映画を見たのは久しぶり!
少女漫画実写化時代に風穴開けにきた感じ!?引用:Filmarks
「馬鹿vs猿」の戦を 大物俳優 が演じる 頭のイカれた130分 。綾野剛 さん目的の女の子とか理解出来たのかな?これぞ 暴走カルト作品 やらせたら誰も止められない 石井岳龍 監督作品! 気の狂った最高傑作!右脳 だけで観ろ!左脳はいらん!これぞ真の 暑気払い映画!
引用:映画.com
さてこのどこからどう見てもけったいな代物をどう表現すればいいのか。町田康の文体をナレーション付きで表現するのも極めて難易度の高い創造的作業だが、その難しいセリフまわしを自分のものにして体現する役者たちにもヒヤヒヤ、ドキドキさせられる映画である。本作は町田、それに脚色を手がけた宮藤の技もあって、前半では言葉に牽引される部分が多い。そこに『狂い咲きサンダーロード』や『爆裂都市』で伝説を刻んだ石井岳龍のパワフルな怪物性がニョキニョキと巨大なツノを生やして本性を露わにするのはむしろ後半になってから。そこではもう映像と言葉が完全に調和し、画面がそして身体が自ずと突き動かされるようにスイングを始める。何がどうなるのかは口が裂けても言えないが、頭を抱えてしまうほど混乱と破滅と狂気と興奮に満ちたボルテージみなぎる映像世界には、日本映画界にこの人あり、と指をさしてしまいたくなるほど敬服の思いが沸き起こった。
引用:映画.com
感想や評価は本当に様々です。
特にこういった独特の感性を持った映画は評価が割れるところですよね。
でもこれだけの有名な俳優陣が自ら出演したがって楽しんで作った映画。
それだけでもかなりみる価値があるのではと私は思います。
『パンク侍、斬られて候』の公式サイトは?
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