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ここでは「ラッコの家」を執筆した古川真人について、過去の作品や受賞歴、経歴や最終学歴について調べた内容をご紹介していきます。
古川真人(ふるかわ・まこと)の「ラッコの家」が161回芥川賞候補作品に決定
芥川賞と直木賞の候補作品が発表されましたね。
芥川賞候補は5作品、その中に「ラッコの家」もノミネートされています。
「ラッコの家」あらすじ
物語は八十才近い老女のタツコと二人の姪の日常生活を綴っています。
タツコの頭の中は現在、過去、そしてタツコが作り上げた妄想の世界が混乱することなく存在し進行していきます。
一見認知症の老婆のかわいそうな物語かと思いきや、悲壮感はなく幸福感さえ感じると感想を述べている人もいます。
古川真人の独特の表現方法で読む人を惹きつける不思議な作品なんだとか…
アマゾンでの紹介も抜粋します。
内容紹介
見えないからこそ、見えてくるものがある。夢とリアルが絶え間なく交錯する。自らの空想に怯えていたことを、老女は笑い飛ばす。
第161回芥川賞候補作。
引用:amazon
「ラッコの家」は読める?
単行本は7月31日発売予定で今は予約のみを受け付けています。
ただし、この作品が発表された「文學界 2019年1月号」で読めます。
古川真人の過去作品は?
では古川真人は過去にどんな作品を執筆しているのでしょうか?
調べてみたところ、それほど多くの作品はまだ世に送り出されていないようです。
単行本として出版されているのはこちら
『縫わんばならん』 新潮社、2017年
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『四時過ぎの船』新潮社、2017年
単行本未収録作品[編集]
「窓」 – 『新潮』2018年7月号 掲載
古川真人の受賞歴は?
作品の受賞歴はどうでしょうか?今回が初めてのノミネートなのか?過去に同様の作品があるのかを調べてみました。
わぉ、作品数はあまりありませんが、全て芥川賞にノミネートされているんですね。
『縫わんばならん』
2016年第48回新潮新人賞を受賞
第156回芥川賞候補
「四時過ぎの船」
第157回芥川賞候補
「ラッコの家」
第161回芥川龍之介賞候補
古川真人の経歴
では今後の活躍が大いに期待できる古川真人の経歴はどうでしょうか?
生年月日:1988年7月29日(30歳)2019年6月18日現在
出身:福岡県福岡市出身
古川真人の親族は繋がりが濃く、幼少期から年寄りとばかり遊んでいたようです。この経験が彼の作品にも大きく影響しているようですね。
また中学時代は勉強があまりできず、対人恐怖症で高校に入るまで人と接するのは苦手だったそうです。
高校は中退者がかなりの数出るような、やんちゃな学校に通っていたようですが、その中で文学を読むことに目覚め、文芸サークルに入り、ここで初めて小説を執筆します。
古川真人の最終学歴
高校卒業後は國學院大学文学部に入学していますが、中退しています。その理由については調べてみましたがわかりませんでした。
まとめ
今回の芥川賞候補は前回ノミネートされて惜しくも受賞を逃した古市憲寿(ふるいち のりとし)の作品も連続で入ってきて、最終的にどの作品が選ばれるのか予想が難しい混戦となっています。
7月17日(水)の発表が待ち遠しいですね。
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